ビキニ選手のトレーニング

こんにちは！パーソナルトレーニングジムの中原です！

今回は、ビキニ選手のトレーニングについて書いていきます。

良く、筋トレは重量を持つ方がいい、追い込むことが勝つことにつながるというイメージがあると耳にします。例えば。『誰よりもトレーニングすることがあてるポイント』など。。

確かに、筋肉量を増やすためには追い込むこと、重量を持つことは大切です。

ですが、そのトレーニングばかりしてしまうとビキニ選手特有のくびれや丸みのあるお尻、引き締まった綺麗な脚を作ることはできません。

ビキニは、トレーニングについて考えるのはすごく深く毎日考えていく必要があるものだなと思います。

◻︎ビキニ選手のトレーニング

ビキニは、絞り切った体に、砂時計の体の形が求められます。くびれ、引き締まった脚、背中と肩の丸み、お尻の丸みが必要です。とはいえ、ただこの形を作れば良いのではなく勝ちに行くためにはこの形を保ったまま、筋肉量はしっかりあります。

そして、WNBF世界最大のナチュラルボディビル団体のビキニ選手の最大の特徴が衣装以外の服を着ていると細くて綺麗な女性なのですが、ステージであの衣装を着てポーズを取ると筋肉が出てきて筋肉量を多く、大きく見えことです。

その体を作るためには、重量を持つだけではなく、体の機能的な動きをしていかなければいけません。わかりやすくいうのであれば、ウォーミングアップを取り入れて片手や片足のトレーニングを体の調子に合わせて入れていく必要があります。

例えば、解剖学的に説明すると体の捻りの動きで必要になる腹斜筋や体幹が使えるようになり、体の軸が整いウエストを細くしていくことができます。そして、丸いお尻を作っていくためには下半身の中で一番自由に動く股関節の動きが重要になります。股関節がしっかりと安定した状態で大きく動くことで、お尻の大臀筋を含む多数の筋肉が大きく動き、筋肉に対してしっかりと負荷をかけながらトレーニングをすることができます。

このように、体の動きを良くしながら鍛えるためには、ウエイトを持ってがむしゃらにトレーニングするだけではなく体幹を使った捻る、引く、投げる、などいろんな動きを取り入れていく必要があります。

◻︎ビキニとボディビルの違い

大きな違いは、ウエストラインとお尻の丸みと絞り度合いです。

とはいえ、ビキニのトップ選手もかなりバキバキに仕上がっている方が見てくれることは確かです。その上で、ボディビルと比べると少し脂肪はビキニ選手の方があるように見えると思います。ボディビルはかなり筋肉量の勝負になり、あんなにも大きな筋肉をつけるには時間もかかるため、かなり重量を追い求めてトレーニングしていく必要があります。ただ、それをビキニ選手がしてしまうと確実にウエストのくびれは消えてしまいます。

重量を求めてトレーニングするためには、筋肉を固めることをしていく必要があるため捻る動きや関節の可動域はどんどん狭くなっていきます。そのため、女性らしいウエストラインを作るためには捻る動作ができることは費用不可欠です。実際、ANNBBF、WNBFビキニはポージングの中でウエストを細く見せるために捻ることが多くあります。その動きができないと、ウエストが太く見えて、砂時計の体のラインが薄れてしまいます。

なので、ビキニとボディビルの選手がやるトレーニングは違い、かなりビキニ選手は体の状態と向き合いながらいかに体の機能を保ちながら筋肉量を増やして減量に入ったら、いかに絞り切るかが重要です。

◻︎おまけ

減量に入れば、正直いうと大会が近づくにつれて体の調子は崩れていき、筋肉量も落ちていきます。しかし、その崩れや筋肉量の減少は生理学上当たり前のことになるので、そこはある程度目をつむって絞りに特化していく必要があります。オフシーズンにどれだけカラダを作り込むかで、減量した時のカラダが決まっていきます。なのでオフシーズンのトレーニングを重量を求めるときと質を求める時のメリハリをビキニではしていく必要があります。

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