top of page

“伝える”とは…

皆さん、こんにちは😃


神戸垂水のパーソナルジムTrem(トレム)トレーナーの張間(はりま)です。



本日もTrem(トレム)のブログを読んでくださり、ありがとうございます。




寒の戻りがあり過ぎましたが、皆さん、体調は大丈夫でしょうか??

来週からは急に暖かくなるので、

これまた体調を崩さないように注意が必要ですね😌



そんな寒の戻りが過ぎた先日、

私と旦那は息子を連れて旦那の実家に遊び行ってきました。



義母は一人で暮らしており、積極的に出歩くタイプではないので、

息子の成長を見てもらうがてら、

話し相手として、定期的にお伺いしています。



そんな義母ですが、

側湾症と膝痛を抱えており、

寒い冬は痛みが酷くなる時があるようです。



先日も痛みが酷くなったようで、

行きつけの病院を受診したとのこと。

その時の話をしていました。


話を聞いていると、

「お医者さんから運動はするな、と言われた」

と義母が言いました。


日頃、同じような悩みを抱えている方にトレーニングを提供している私としては、

「うんっ!?」と思い、


「炎症が起きている、とでも言われたんですか??」

と聞いてみると、


「いや、分からん!

でも、とりあえず今は動いたらあかんから、家でジッとしてる」

と言います。



元々出歩くタイプでもなく、

家で動き回るタイプでもないのに、

更に拍車がかかり、

1日の大半を家の居間に座って過ごしているみたいです。



「ずっと座っていて、余計に腰が痛くならないですか?」

と聞いてみると、


「もう、よう分からん!けど動いたらあかんから…」

と、これで話が終わってしまいます。



帰りの車中、旦那に話を聞いてみると、

「母の性格からすると、自分が外出するのが嫌いやし痛いから、都合の良いように解釈してるだけな気がするなぁ…」

とのこと。


なるほどなぁ〜



義母がお医者さんとどのような会話をしたのかは分かりませんが、

お医者さんの話を聞いた義母の頭の中に残っているのは

「自分は動いたらダメ」

という事だけ。


お医者さんから他にも説明があったかもしれないし、なかったかもしれない。

どちらにせよ、

義母は「自分は動いたらあかん」と思い込み、

1日中ずっと座って過ごしている、

ということが起きてしまっています。



身内の私としては、

もう少し丁寧に説明してほしかったなぁ、と思います。



本当に安静が必要なら、どの位の期間なのか?

動かしてはいけない部分があっても、他は動かしても良いのでは?

とはいえ、歩いて病院に行ける程度なので負荷をかけない体操程度ならできるのでは?

もっと言うなら、行きつけの病院なので義母の性格を考慮してアドバイスをしてほしかったなぁ…

などなど思ってしまいます。



お医者さんとの会話で義母の生活が変わってしまう。

と、言うと大袈裟かもしれませんが、

(実際に義母は動かなくなったので大袈裟ではないのですが…)

伝え方一つで相手の何かを変えてしまう、という想像力は必要だな、

と感じました。



我々トレーナーも

“何かを他人に伝える”

と言う面ではお医者さんと同じだと思っています。



トレーニングをしに来られた人にどう伝えるか?

その方がトレーニング初心者であれば、

私がどうトレーニングを伝えるかで、トレーニングの印象が決まってしまう。

上手く伝えられなかったら、トレーニングというものに苦手意識を植え付けてしまうかもしれない。

トレーナー代表として、この人にトレーニングの良さを伝えなきゃ!!

という思いでいます。

(上手く伝えられているかは別問題ですが…😅)



そして義母を見て思った事は、

“何をどう伝えたか?”

ではなく、

“何がどう伝わったか?”

が大事だということ。


“伝えた側が意図した事”と“受け取った側が理解した事”にズレがないか?

の確認が必要だと感じました。


そして、どうなりたいのか?の確認もすること。



今回の件で言うと、

義母の希望としては、

“痛みなく買い物に行けるようになりたい”

でした。

“痛みを抑える”だけでなく、その先に

“動きたい”という願いがありました。



安静にすることで、側湾症や膝関節の痛みはなくなるかもしれません。

けれど、それは義母が願っている事ではありません。



痛みがある時期や箇所に関しては安静だとしても、

希望を叶える為に今現在できる事は何なのか?

を伝え、理解してもらう。


理解した上で、

できる事をするか?しないか?

は義母自身の判断と行動力に委ねられます。


しかし、理解していなければ

自分で判断もできないし、行動にも移せません。


自己責任ではなく、他責になってしまいます。

健康が他責であるはずがありません。



少し話がズレてしまいましたが、、、




人に何かを伝える、という事は

言葉で言えば伝えた事になるわけではなく、

相手がどう受け取り、どう理解したか?

自分が伝えたい事とのズレがないか?

そこまで確認して、

ようやく伝えた事になるのだと思いました。


手間ではありますが、

惜しんではいけない一手間だと思います。





さて、これから義母をどうしていくか?

我が家のミーティングの議題が1つ増えました、、、

 

パーソナルトレーニングジムTrem(トレム)神戸垂水店】

〒655-0027 兵庫県神戸市垂水区神田町4-21 アメリカ屋ビル2F

9:00~22:00

JR・山陽 垂水駅から徒歩3分



【パーソナルトレーニングジムTrem(トレム)明石店】

〒673-0035 兵庫県明石市南貴崎町1-7

9:00~22:00

山陽 林崎松江海岸駅から徒歩5分

 
 
trem_logo_240401_tagline_lockup_jp_bl.jpg
bottom of page