皆さん、こんにちは😃
神戸垂水のパーソナルトレーニングジムTrem(トレム)トレーナーの張間(ハリマ)です。
本日もTremのブログを読んでくださり、ありがとうございます。
本日のテーマは、
『なぜ、運動は必要なのか？？』
です。
なぜ全てのヒトに運動(トレーニング)が必要なのか？？
それは、
“ヒト”だからです！！
ヒトも動物の仲間です。
動物・・・そう、
動く物と書いて、『動物』です。
なので動くことが前提にあるのです。
江戸時代の人の運動量は、
庶民は１日に３万歩を歩き、
旅人は１日に４０kmの距離を歩いていたそうです。
また米俵が１俵６０kgなのは、
“肩に担げる重さ”
だからだそうです。
江戸時代の庶民は、
１日に３万歩も歩き、
肩に６０kgの米俵を担いで生活することが当たり前だったようです。
(６０kgを肩に乗せるだけでも大変そう…💦)
現代社会は、様々なものが普及したおかげで便利になりました。
洗濯は洗濯板でゴシゴシすることなく、洗濯機を指１本で動かせます。
掃除はホウキで掃くことはなく、ロボット掃除機のボタンを押すだけ。
買い物は買い物カゴを提げて出掛けることなく、ネット画面のボタンをポチッと押すだけ。
そのうちに、現代病は腱鞘炎になるかもしれませんね・・・😅
便利＝速い・軽い・小さい
が私のイメージなのですが、
一体どこまで便利になっていくのかと最近は疑問に感じます。
そんなに軽いのが良いのか？
速いのが良いのか？
小さいのが良いのか？
と…
確かに便利になって生活の効率は上がりました。
１日にこなせる仕事の量も格段に増えました。
が、、、
が、です。
それと引き換えに何か大事な物を失っているような気がします。
失っていると感じるものは幾つかあるのですが、
そのうちの１つは、今日のテーマである
“運動”です。
便利になり過ぎたおかげ(せい!?)で、
体を動かす機会がグッと減りました。
食料の確保や医療の進歩などで、
平均寿命は昔と比べると、とんでもなく長くなっています。
世界的に見ると日本は、
平均寿命(男性：81.1歳／女性：87.1歳)
は世界一だそうです。
長寿の国、日本です🇯🇵
けれど、ここで喜んでいてはいけません。
大事なのは、健康寿命です。
WHOがいう“健康”とは、
心身ともに自立して生活できること
と定義しているらしく、
日本の健康寿命を調べると
74.1歳で、これまた世界一とのこと。
どちらも世界一なのは誇らしいのですが、
よくよく数字を見ていると、
平均寿命と健康寿命の差が
男性は７年、女性は１３年もあります。
健康でない期間がこんなにも長くあるのです。
見たい景色があっても見に行く事ができず、
食べたい物があっても食べる事ができず、
会いたい人がいても会いに行けず、
やりたい事があってもする事ができない。
そんな状態です。
そんな時間が、７～１３年もあるだなんて・・・
生活が便利になり過ぎた代償がこれだと思います。
“トレーニング”というと
“スポーツ選手がするもの”
というイメージがあるかもしれません。
スポーツ選手が競技のパフォーマンスを上げる為にするもの
だと…
確かにそれは正解です。
けれど、日常にもスポーツ的な要素は沢山あります。
点滅している青信号に走って間に合わせる(スピード)
観光地で長時間歩き回る(持久力)
大根、キャベツ、牛乳が入った買い物袋を持つ(筋力)
急に飛び出してきた子供を避ける(敏捷性)
など、盛りだくさんです。
まさに、日常はスポーツです。
これらは体力要素といわれており、
使わないでいると、どんどん低下していってしまいます。
理想としては、これらを満遍なく取り入れた運動をすることです。
よく、
「仕事でたくさん動いているから大丈夫」
とおっしゃる方がいます。
ですが、仕事で体を動かしている方の殆どが、
同じ動作の繰り返しになってしまっています。
そうすると、
ある特定の要素だけが使われていたり、
特定の筋肉だけが疲労していたりします。
運動においては、
“色んな動きを満遍なく”
が理想です。
その為には、やはり
体を動かす事を目的とした時間が必要で、
それがトレーニングだと思います。
そしてトレーニングの利点としてもう一つ挙げられる事があります。
先ほど、
健康とは、
心身ともに自立している状態
とお伝えしました。
心身とは、心と体です。
トレーニングで体が良くなるのはイメージしやすいかと思います。
しかし、体を動かすことで
心も良い状態にしてくれる事が様々な研究結果で証明されています。
研究内容によっては、
うつ病に一番効果があるの薬ではなく運動
というものがある程です。
やはり、ヒトも動物である以上、
動くことが前提で体の機能が備わっているのだと思います。
便利になり生活の質は上がりました。
それと同時に、心身の質を上げていく為に
トレーニング(運動)は有効な手段です。
皆さんにとってトレーニング(運動)がもっと身近になるように…
トレーニングしているのが特別ではなく、普通になるように…
トレーナーとして、
トレーニングの良さ、楽しさを伝えていければと思います。
最後に余談ですが・・・
「ヒトも動物やから、動物園に“ヒト”と書いた檻があってもいいと思うけどな…」
と、人の尊厳を無視するような言葉を発した私に、
「大丈夫。動物たちは、“こいつら動物を見て何が楽しいんやろな”て檻の中から逆に人間を見てるから」
と、更にトリッキーな言葉を返してきた当店の井上社長。
流石、常に斜め上の発想です。
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