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水とスポーツドリンクの違い

こんにちは!

神戸垂水のパーソナルトレーニングジムTrem(トレム)、鍼灸師・トレーナーの金澤です。


「運動のときって水で十分?」

「スポーツドリンクってどれも同じじゃないの?」


そう思っている方は意外と多いかもしれません。

しかし、水とスポーツドリンクには大きな違いがあり、さらにスポーツドリンクにも種類があります


今回は「水」と「スポーツドリンク」、そして「アイソトニック」「ハイポトニック」といった違いについて、解説していきます!



水とスポーツドリンクの大きな違いとは?

項目

スポーツドリンク

成分

水のみ(ミネラルなし)

水分+糖分+電解質

吸収速度

普通

調整されていて吸収が速い

カロリー

なし

あり(ゼロタイプも一部)

用途

普段の水分補給

運動・発汗時の補給

水は最も自然で、カラダに優しい飲み物ですが、

汗とともに失われるナトリウムやカリウム(電解質)を補えないという弱点があります。


一方スポーツドリンクは、運動中に不足しやすい成分を含み、吸収されやすいように濃度も調整されているのが大きな特徴です。



じゃあ、水はダメなの?


もちろん、水が悪いわけではありません


普段の生活での水分補給なら水で十分です。

しかし、以下のようなシーンでは水だけでは不十分になることがあります。


  • 炎天下での長時間運動

  • 部活動や試合などで大量の汗をかいたとき

  • 筋肉がつる・だるさが続くとき


これらのときは、ナトリウムやカリウム、ブドウ糖なども一緒に補えるスポーツドリンクの方がカラダには適しています。


下の画像のように運動中に水のみを補給すると、結局栄養が不足して、パフォーマンスや集中力の低下や、重度の場合は「熱中症」にも繋がります。



スポーツドリンクの中にも種類がある!


スポーツドリンクは大きく2つのタイプに分けられます。


1. アイソトニック(等張液)

例:ポカリスエット、アクエリアス(通常タイプ)


  • 体液とほぼ同じ濃度

  • 水分+糖分+電解質のバランスが良く、運動前・軽い運動時におすすめ

  • 甘みがしっかりある


アイソトニックは「飲みやすさ」と「エネルギー補給」のバランスに優れており、日常生活での水分補給にも使えます。

ただし糖分も多めなので、飲みすぎには注意です。



2. ハイポトニック(低張液)

例:アミノバリュー、アクエリアスゼロ、ヴァームウォーター


  • 体液よりも薄い濃度

  • 吸収が非常に速く、運動中や発汗後に効果的

  • カロリー控えめ or ゼロタイプも多い


ハイポトニックは、汗で水分と塩分が大量に失われるようなハードな運動や夏の屋外活動に適しています。

胃に負担をかけずにすばやく体内に浸透してくれます。



水分補給のカギは「温度」


意外と知られていませんが、水分の吸収速度には「温度」も大きく影響します。


常温よりも冷たい方が吸収されやすい!


水分は、5〜15℃くらいの温度が最も吸収されやすいとされています。

この理由は、冷たい方が胃の通過が早くなり、小腸での吸収がスムーズになるからです。


ただし、冷たすぎると胃腸に刺激が強くなることもあるので、キンキンに冷えた飲み物より「やや冷たい」くらいがおすすめです。


水温

吸収スピード

5〜15℃

◎(最適)

常温(20〜25℃)

30℃以上

△(胃停滞時間が長い)


特に夏場の運動後などは、「ぬるい水よりも、軽く冷やしたドリンク」を選ぶことで、効率的な水分補給ができます。



【まとめ】


水とスポーツドリンク、そして水温にはそれぞれ特徴があります。


  • 水は日常生活のベースに

  • スポーツドリンクは運動・発汗時に必要なサポート役

  • アイソトニックは運動前や軽い活動に

  • ハイポトニックは運動中や直後の吸収に特化

  • 水温は5〜15℃が最適で、吸収速度に差が出る!


体調やシーンに合わせて「なにを・いつ・どの温度で」飲むかを工夫すれば、熱中症や疲労の予防、パフォーマンスの維持に直結します。


水分補給は“なんとなく”ではなく、“戦略的に”。

ぜひ今日からお試しください!



【パーソナルトレーニングジムTrem(トレム)神戸垂水店】

〒655-0027 兵庫県神戸市垂水区神田町4-21 アメリカ屋ビル2F

9:00~22:00

JR・山陽 垂水駅から徒歩3分


【パーソナルトレーニングジムTrem(トレム)明石店】

〒673-0035 兵庫県明石市南貴崎町1-7、

9:00~22:00

山陽 林崎松江海岸駅から徒歩5分


 
 
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