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集中するには…




皆さん、こんにちは😃

神戸垂水のパーソナルジムトレーニングTrem(トレム)トレーナーの張間(ハリマ)です。


本日もTrem(トレム)のブログを読んでくださり、ありがとうございます。



中秋の名月も過ぎ、旧暦では秋の真ん中を越えたようです…😅

秋の折返し、

少しでも秋を感じられる日があるとこを願う

今日この頃です。




さて、そんな9月は2週続けて連休がある方も多いかと思います。



我が家には、2歳半になる息子がいるのですが、

預けている保育園も祝日はお休みなので連休が続きます。



連休明けの悩みなのですが、

必ず保育園に行くのを嫌がります。


毎回泣きながらの登園になるのですが、

この前の火曜日は凄かった・・・。




保育園に着いても泣きながら脱走を試み、

最終的には、癇癪を起こして全身で“嫌だ”を表現していました。


こうなると治るのを待つしかありません。

彼の気持ちが落ち着き、

冷静になるまでそっと待ちます。




感覚的な話になるのですが、

2歳児でも、

どうにもならない事がある事(この場面では、保育園に行かなくてはならない事)はちゃんと理解しているように感じます。



ただ、分かってはいても抑えきれない気持ちがあり、

それをどうしたらいいか分からないだけ。

溢れ出る気持ちを上手くコントロールできないだけなんだろうな

と、彼を見ていて感じます。



自分の気持ちを存分に発揮することは、

例え“嫌だ”という想いであっても、

とても大事なことだと思っています。



感情はエネルギーなので、

どんどん発揮して、

自分が持つ喜怒哀楽を感じてほしいと思います。

※自分がどんな時に、心の底から嬉しいと感じるのか、体が震えるくらい怒りを感じるのかを知らない人は結構多いと思います。




まぁ、そんなこんなで、

なんとか先生に預けて出勤することはできたのですが…




出勤後、

開店準備を終えた後の予定は、

自分のトレーニングをすることでした。



アップで体をほぐし動ける状態を作ってから、

さてさてウエイトを持っていきましょうか、

となるのですが、、、



「うん!?

なんか集中できない・・・」


いつもより、

心!?気持ち!?がザワザワした感じで、

トレーニングをしていても

イマイチ集中できていないように感じます。




いつもの感覚で言うと、

ウエイトが重たくなるにつれ、頭が空っぽになり、

“無”という言葉が近いような状態になっていきます。



が、この日はなかなか“無”になれない…



雑念が入るというか、

頭の中に余分なことばかりが浮かんでは消え、また浮かんでくる

を繰り返していました。


「集中できてないなぁ…」と感じている時点で

集中してないと分かっていても集中できない。




「なんで??」

と辿っていくと、

朝の出来事が頭に浮かびました。




2歳児の、

ド直球な感情をもろに受けたのが影響していると直感的に感じました。



自分では落ち着いて受け止めていたつもりでしたが、

いざ集中が必要な場面になると、

自分の感情も揺さぶられていた事に気が付きました。




感情は伝染する、

とはよく言ったものです。




集中するには感情のコントロールは必須です。




皆さんは、ヨガの八支則を聞いたことはありますか??


ヨガの最終的なところは“悟り”なのですが、

その“悟り”に辿り着くには8つの段階があります。



その8つの段階とは、


①Yama(ヤマ)=日常生活でしてはいけないこと

②Niyama(ニヤマ)=日常生活でするべきこと

③Asana (アサナ)=理想的な姿勢をとること

④Pranayama(プラマヤナ)=理想的な呼吸を行うこと

⑤Pratyahara(プラティヤハラ)=感覚の抑制

⑥Dharana(ダラナ)=集中

⑦Dhyana(ディヤナ)=瞑想

⑧Samadhi(サマーディ)=悟り

と、されており

1つ1つ順を追っていくことで、

最終的に悟りに辿り着けるとされています。


普段、何気なく生活している状態から、

いきなり“悟り”へはいけません。




“集中”は“感覚の抑制”の次にあるとされています。




感覚の抑制・・・??

と思う方も多いかと思います。



ここでいう、感覚の抑制とは、

五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を制御すること。


目を開けている限り必ず視界に入ってくるもの、

ザワザワと聞こえてくる周りの人の声や生活音、

ぷ〜んと美味しそうな匂い、

こういったものに気持ちや感情を揺さぶられることなく居られること。



何か視界に入ってきても、「何かあるな…」

大きな音が鳴っても、「何か音がしたな…」

と、五感をなくすのではなく、

入ってきたものを受け流せる状態にあること。

これを感覚の抑制と言います。




感覚が抑制できていないと、

目に入ってきたものに対して、楽しそう!

と思ったり、

聞こえてきた音楽に対して、これは誰の曲やろ?

と考えたり、

美味しそうな匂いに、今日の昼ごはんは何食べよう?

と悩んだりします。


外からの刺激に対し反応していると、自分の内側は落ち着きのない状態になります。

これは、集中から遠くかけ離れています。




集中や悟りは、自分の内側に目を向けること。

そして、自分の内側を深めていくこと。

それが自分の外で起きていることに気を取られていると、

感情のコントロール(制御)どころか、

感情に振り回されています。




外からの刺激に自分の感情が動いたとしても、

「あっ、私、今、こんなことを感じているな」

と客観的に自分を見る。

その感情は一旦横に置いておく。



これができた先に集中があるとされています。




そして、この集中には“深さ”もあります。


練習やトレーニングをしている選手に、

「集中している?」

と、聞いたりします。


すると選手は

「はい!してますっ!!」

と答えてくれます。



が、蜂が飛んでくると…

「キャーーーっ!!」と、叫んで逃げ回る選手、

安全だと判断できれば、そのまま練習を続ける選手、

蜂が飛んできた事にも気付かない選手、

とに分かれます。



どの程度の集中度合いが良いかは

場面によって多少変わるものだと思いますが、

深い集中に入るには、

感情とは距離を置かないと入れないように感じます。

八支則で言うと、瞑想に近い状態かもしれませんね。




今回、他人の感情に自分の感情も影響を受けることを実感しました。

※母と息子という関係の強さも大きく関わっている気がします。




当店のトイレに貼ってある、アスリートに向けた10ヶ条。

最後の項目は、

【集中力を切らすな〜集中しているつもりになるな。自問自答せよ〜】

です。



自分で書いておきながら、ドキッとさせられました。



 


【パーソナルトレーニングジムTrem(トレム)神戸垂水店】

〒655-0027 兵庫県神戸市垂水区神田町4-21 アメリカ屋ビル2F

9:00~22:00

JR・山陽 垂水駅から徒歩3分



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