神戸垂水のパーソナルトレーニングジムTrem(トレム)トレーナーの張間です。
Tremになってからの初投稿となります。
これからも、Tremで起きた事や感じた事、トレーニングの情報などを皆さんに発信していければと思います。
今日は、私が担当させていただいているお客様のお話です。
Trenには様々な年齢や目的を持った方にご来店いただいています。
その中のお一人で、トレーニングに10年以上通っていただいている70代の方のお話です。
その方から、先日
「100kmウォーキングに応募した」
と、突然の報告を受けました。
目標は、“100kmのうち20kmを完歩”とのこと。
その方の今までのトレーニングの目標は、
・いつまでも健康でいたい
・自力歩行で過ごすこと
・痛い所をなくす
などでした。
それが、この度
20km歩き切る!
と明確な目標と期限(大会参加日)ができました。
そのことによりトレーニングに対する姿勢だけでなく、日頃の過ごし方まで変わってきたようです。
「腰が痛いから治したい」
「膝の痛みなく階段を降りれるようになりたい」
とトレーニングの目的を持つ方は多くおられます。
その目的に向けて頑張っておられる姿ももちろん素敵なことだと思います。
けれど、
痛みがなくなった先に何をしたいか?
まで意識しておられる方は、毎回のトレーニングにエネルギーを感じます。
そして、そこに期限がある方は尚のこと。
そんな方は、自分が思っている以上のパフォーマンスを発揮することができたりもします。
そこには、“焦り” や“不安”、そして“期待”などの感情が影響しているのかと思います。
※それによって、知らず知らずのうちにオーバーワークになってしまうこともありますが…
期限付きの明確な目標。
それは、無意識のうちに勝手にかけている自分自身へのリミッター(自分はこんなもん)を外すきっかけになるのだと思います。
100kmウォークに応募された方は、日にちが近づくにつれて、
「嫌だな」や「逃げ出した」というネガティブな感情が大きくなってきています。
何かに挑戦する時って自分がどうなるか分からないからそうなりますよね。
そんなネガティブな感情と今戦っておられます。
けれど仮に失敗したとして、「やらなければ良かった…」という気持ちになったとします。
そんな時、
挑戦した自分を軸にするのか?
それとも、
失敗したからやらねければ良かった、という自分を軸にするのか?
どっちの軸でいたいか…
挑戦したからこそ、経験しているネガティブ感情との葛藤。
しっかりと向き合って当日スタート地点に立てることを願ってます。