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安心感とは何か?人が本当に安心できる瞬間

  • 8 時間前
  • 読了時間: 4分

皆さん、こんにちは


今日は、

息子が怪我をして、

救急で診てもった時のお話をしたいと思います。



休日のある日、

3歳の息子が家で遊んでいる時に転倒してしまいました。


振り返った瞬間、顔は血だらけ。

床にもポタポタと血が落ちています。


私は思わず「うわぁ!」と声をあげてしまいました。

その声に驚いたのもあり、息子は大泣き。


けれど、すぐに圧迫すると数分で止血することはできました。

意識もはっきりしているし、頭を強く打った様子もない。

慌てる状態ではありませんでした。


ただ、止血した傷口を見ると、思ったよりも大きく、

縫う必要があるのかどうなのか、

その判断は自分ではできませんでした。


また傷口の深さも分からなかったので消毒はしてほしいな、

と思い、休日対応の医療機関に電話をかけました。


すると、

「おでこですか…頭部CTを撮った方がいいかもしれません」

「脳神経外科での対応になるので、当院では診察しかねます」

と言う返事ばかり。。。


電話口で状態が見えない以上、

このようになるのは当然なんですけどね…


おでこの傷口を開いたまま横たわっている息子の側で、

電話をかけ続けても受け入れ先は見つからない、

そんな状態が1時間以上続きました。


苛立ちを感じながらも、

医療体制の限界を、静かに実感していました。


1時間という時間は、ケガの経過を見るには短いかもしれません。

けれど、判断が宙に浮いたまま、

見通しが立たないまま過ごすには、

長く感じる時間でした。



ようやく受け入れてくれる病院が見つかり、

息子を連れて向かいました。

“やっと動ける…”これが率直に感じたことでした。


受け入れてくれた病院は、こども病院ということもあり、

最初に待合室で対応してくれた看護師さんは、

息子の持っているぬいぐるみの話をしてくれたり、

保育園に行ってるの?何組さん?と、

息子が少しでも安心できるように話しかけてくれました。


痛みと緊張で強張っていた息子の顔も

少しずつ柔らかくなっきていました。


診察室では、ドクターも息子に話しかけながら

状況を丁寧に聞き取ってくれました。


そして私の話を聞き終えてから

ドクターからの説明が始まりました。


今の傷の状態。

縫合の必要性。

傷が回復していく過程。

そこで起こり得ること。

その場合の判断基準と対処法。

「こういう場合は、こうなっているということなので、

これ位なら大丈夫。けれどこうなったら受診してください。」

と、未来の流れを、順を追って示してくれました。


縫合後、再び診察室に呼ばれた私に、

「髪の毛に血が固まったまま取れないわ…

今日は湯船に入れないから、布団に血がつくかもしれないね。

これ、もう使わないから持って帰る?」

と防水シートまで渡してくれました。


傷口の処置だけで終わることも多いと思います。

けれどこの先生は、傷口とは関係ないところにも

目を向けてくれました。


そして、そこ先で起こりそうなことを想像し、

手を打ってくれる。


その一つ一つの対応を受けるたびに、

私の心が解れていくのが分かりました。

その時、初めて

“私は緊張していたんだ”

と気付きました。


先生の名札には“部長”と書かれていました。

思わず心の中で“なるほどな”と呟いていました。


安心とはなんだろう?


今回感じたのは、

安心とは優しい言葉ではないということです。


目の前の状態をよく見て、

起こり得ることを想像し、

その一つ一つに静かに手を打っていく。


そんな丁寧な関わりの積み重ねが、

気づけば人の心を落ち着かせ、

“大丈夫”という感情を生み出していく。


安心とは言い聞かせることではなく、

自然と内側から湧いてくるものなのかもしれません。



トレーニングの現場でも同じだと思いました。


今、身体で何が起きているのか?

どう行動すれば改善していくのか?

この積み重ねがどこに向かっているのか?



私たちの仕事は、

ただトレーニングを提供するとこではありません。

見通しを示すこと。


これもトレーナーに必要な一つの要素だと感じました。


パーソナルトレーニングジムTrem(トレム)神戸垂水店】

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