“効いてる感”は本当に正しいのか?
- 5月1日
- 読了時間: 3分
こんにちは。
三宮のパーソナルトレーニングジムTrem(トレム)、鍼灸師・トレーナーの金澤です。
トレーニング中によく聞く言葉があります。「めっちゃ効いてる」「今ここに効いてる感じがする」
一見すると、それはとても良いことのように思えます。
しかし結論から言うと、“効いてる感”=正しいトレーニングとは限りません。
むしろ、この感覚に頼りすぎることで、身体の状態を悪化させてしまうケースも少なくありません。
■ “効いてる感”の正体とは?
まず理解しておきたいのは、「効いてる感」はあくまで“主観的な感覚”だということです。
筋肉に刺激が入っていることと、身体が正しく機能していることは、必ずしも一致しません。
例えば、・パンプして張っている・熱くなっている・筋肉痛が来そうな感じがする
これらは確かに刺激の指標にはなりますが、“結果”であって“質”ではありません。
■ なぜ“効いてる感”にズレが起きるのか?
ここで問題になるのが、身体の使い方のクセです。
人の身体は、使いやすいところを優先して使うようにできています。
そのため、本来使いたい筋肉ではなく、代償的に別の部位で動作をこなしてしまうことがあります。
例えば、・お尻を鍛えているつもりが、腰に効いている・背中を狙っているのに、腕ばかり疲れる・体幹トレーニングなのに、首や肩がパンパンになる
こういった状態でも、“効いてる感”はしっかり出ます。
しかしそれは、本来の目的からズレた使い方をしているサインでもあります。
■ “効いてる=正しい”ではない理由
トレーニングの本質は、「狙った機能を引き出せているかどうか」です。
つまり重要なのは、
・どの筋肉が使われているか
・どの関節がどう動いているか
・動作として再現性があるか
であって、「どれだけ効いたか」ではありません。
極端な話をすると、間違った使い方でも負荷をかければ“効いた感覚”は出せます。
ですがそれを続けると、やがて不調やケガにつながっていきます。
■ 見るべきは“感覚”ではなく“動き”
では、何を基準にトレーニングを判断すべきなのか。
答えはシンプルで、「動きの質」です。
・力みすぎていないか
・本来動くべき関節が動いているか
・余計な代償が出ていないか
こういった視点で自分の動きを見ていくことが重要です。
“効いてる感”はあくまで参考程度。
それよりも「どう動けているか」に目を向けることで、身体は確実に変わっていきます。
■ Tremが考えるトレーニング
Tremでは、「効かせる」ことをゴールにはしていません。
まずは身体の状態を評価し、必要な部分を整え、正しい動きにつなげたうえで、はじめてトレーニングを行います。
この流れを踏むことで、“なんとなく効いている”ではなく、“狙ったところに必要な刺激が入る”状態を作ります。
■ まとめ
“効いてる感”は、あくまで一つの目安に過ぎません。
その感覚だけを頼りにしてしまうと、本来の目的からズレてしまう可能性があります。
大切なのは、「効いているかどうか」ではなく、「正しく動けているかどうか」です。
もしトレーニングをしていて、
・効いているのに変わらない
・特定の部位ばかり疲れる
・違和感や痛みが出る
といった悩みがある場合は、一度“動き”そのものを見直してみてください。
身体は、正しく使えば必ず変わります。
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