【失敗は成功のもと】はトレーニングでも同じ、という話
- tremjapan
- 7月25日
- 読了時間: 5分
皆さん、こんにちは😃
神戸垂水のパーソナルジムTrem(トレム)トレーナーの張間(はりま)です。
本日もTrem(トレム)のブログを読んでくださり、ありがとうございます。
失敗は成功のもと、
という言葉を聞いたことはあるかと思いますが、
それをトレーニングに当てはめて考えてみると、
やはり同じことが言えるのでは、、、
と思ったので、
今回はその話を書かせていただこうと思います。
当店の社長は
「昔から言い継がれてきている事は本質であり、
本質はどんな業界や場面においても同じことが言える」
とよく言っています。
“失敗は成功のもと”
以外にも
“歴史は繰り返される”
“百聞は一見にしかず”
など、様々な言葉がありますよね。
本当にその通りだな、と感じます。
当店に来られるお客様は
それぞれ色んな目的をもっておられます。
我々トレーナーは、
お客様の身体の現状を把握し、
目的達成に向けたトレーニングを提供させていただいています。
その方の今の身体の状態や体力レベルに合わせてトレーニング種目を選ぶので、
目的が同じであっても違ったメニューを提供させていただくことになります。
その際、提供させてもらうメニューの基準としては
60%程度できるエクササイズを選んでいます。
完璧にできてしまうエクササイズは、
その人にとって簡単すぎる(すでに習得している動きなのでトレーニングしなくても良い)という事になります。
逆に全くできないエクササイズは、
その人には難しすぎる(動きが複雑過ぎて、どこに注意を向けたらいいか分からない状態)という事になります。
なので、
大体6割程度できるかな??
というエクササイズを選出するようにしています。
お客様としては、
完璧にできないエクササイズばかりを提供されるので、
「自分はできない…」
と思ってしまう方が中にはおられます。
そうならないように、
常にお客様とはメニューについての共有は必要になります。
この
“できそうで、できない程度の動き”
というのが
運動学習をしていくうえで非常に大事な事になると思います。
できない動きをできるようにしていくには、
①その動きがどういうものか??
②自分の体がどういう状態か??
この2つを理解していかないと、
その動作を正しく行うことはできません。
例えば、スクワットという動きを習得する場合。
①その動きがどういうものか?
を考えると…
・股関節を後ろに引いてしゃがむ
・膝がつま先より前に出ない
・膝の向きはつま先と同じにする
・背中は真っ直ぐを保つ
などがあります。
その動きに対して、
②自分の体がどういう状態か?
を知るには、
股関節、膝関節、背骨がどういう状態にあるかを感知できる感覚が必要になってきます。
この“感覚”が難しい。。。
初めて行う動作に対しては、
先ずは言葉で理解し、
視覚で確認にながら始めていきます。
上記に書いた通り、
“股関節を引く”や“膝の向きやポジション”を
我々トレーナーが見て言葉で状態を伝えたり、
鏡で見て確認してもらいながら修正をしていくことで、
正しい動きを作っていきます。
ある程度動きができれば、
今度はお客様には正しくできた時とそうでない時の違いを認識してもらいながら進めていきます。
※この時は鏡の前で認識するのではなく、感覚的なもので認識してもらうようにします。
さっきの動きは正しくできたけど、今の動きは違う。
正しい動きは、こうすれば良いのかな??
と、言葉での指導や視覚での確認が無くなるので、
感覚的なものになってきます。
運動学習を行い、無意識にその動きができるようにしていくには
こうやって、感覚で動きの違いを認識できるようしていきます。
他人に言われたり、鏡で見なくても
動きのエラーに気付けるようになることが必要なのです。
自分の体がどういう状態にあるのか?
を理解していくには、
今できている動きだけでなく、
できない動きをしていく事が効果的です。
できる動きは意識をしなくても動かせますが、
できない動きは意識をしないと動かすことができません。
意識しないとできない動きの時は、
どの辺りの筋肉を使っているのか?
どの位の力が入っているのか?
など、自分の体に意識を向けていきます。
自分の体に意識を向けていく事と、
動きができた時とできなかった時の違いを認識していく事。
これらを行なっていくことで
自分の体がどう動いているかを感知できる感覚を養うことができます。
そして
自分の体がどう動いているかを知ることで
運動学習が進みやすいと言われています。
できない動きをできるようにしていく過程は、
体の感覚を養うことにも繋がっていくということです。
体の感覚が良いという事は
思い通りに体を動かすことができるという事。
まさに
失敗(できない動き)を修正いていくことは
成功(正しく体を動かすこと。思い通りに体を動かすこと)へと繋がっていく
ということですね😊
足を上げているつもりなのに躓いてしまった💦
ということが無いように…
思った通りに体を動かすことができるように…
できそうで、できない動きから身体感覚を学んでもらえればと思います。
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