声掛けでパフォーマンスは変わる
- tremjapan
- 8月22日
- 読了時間: 6分
皆さん、こんにちは😃
神戸垂水のパーソナルジムTrem(トレム)トレーナーの張間(はりま)です。
本日もTrem(トレム)のブログを読んでくださり、ありがとうございます。
8月も下旬に入りました。
当店に来ているJr.アスリート達も良い感じに日焼けし、
それを見て、
“夏休みの終わりだなぁ~”
と夏の終わりを感じている私です。
少し前の夏の終わりといえば…
夕方の風に涼しさが混ざりだし、
その風がひぐらしの鳴き声も届けてきてくれていました。
とても風情があったように記憶しています。
今年も10月まで暑さが続く予報が出ています。
暑さ対策はまだまだ必要ですね。
そんな先日、
当店に、プロゴルフ選手がトレーニングに来ていました。
トレーニング前に
「今日の体調はどう??」
と聞くと、
「右肩に何か違和感がある…」
との事。
動かしても痛みはなかったので、
いつもよりアップを念入りにしてトレーニングを進めていきました。
するとトレーニング中、選手が
「何が原因かわかりました!」
と原因を思い出した模様。
話を聞くと、
ドライバーのフォーム修正中、
トップポジション(クラブを一番高く上げたポジション)の時に、
“もっと右の肩甲骨を寄せて”
と指摘をされたそう。
その後、
その選手はスイングをする度に
右の肩甲骨を寄せる事を意識して練習を続けたみたいです。
おそらく、それが原因でしょう。
我々トレーナーもトレーニング中、
お客様のフォームを修正していくことは多々あります。
多々あるのですが、
実はその際の声掛けをお客様によって変えています。
どの様に変えているのか?
なぜ変える必要があるのか?
のお話を今日はしていきたいと思います。
まず、ヒトが新しい動き(動作)を理解し、
習得していくには段階があります。
その段階は、3つに分かれていると言われています。
①言語・認知段階
これは文字通り、言葉で理解し、意識してその動き(動作)を行う段階。言い換えれば、意識しないとその動きができない段階です。
初めてする動きは、言葉で説明を受けて、考えながらその動きをつくっていきます。
②運動段階
この段階は、その動き(動作)が安定してできるようになった段階です。
①の段階ではぎこちなかった動きが、体の他の部位との協調がとれて、滑らかにその動きができるようになってきた段階です。
③自動化段階
反射でその動き(動作)ができるようになると、この段階になります。
不意打ちでも、何か他の事を考えながらでも、無意識にその動きができるようになっている状態です。
立ち姿勢で例えると、
①の段階は、
「背筋を伸ばして、首を長くして、膝を伸ばして、顎を引いて」と言葉で伝え、一つ一つを理解しながら立ち姿勢という動きをつくっている段階。
②の段階は、
「真っ直ぐに立ってください」を言われたら、スッとその姿勢になれる段階。
③の段階は、
日頃から真っ直ぐに立てている状態。真っ直ぐが当たり前の状態になっている段階。
この様に、動きをつくっていくには段階があります。
そして面白いのがその段階に合わせて、
伝え方や内容が変わることです。
正しい動作を習得していく為の声掛けや指示を“キューイング”と言います。
そのキューイングにも2つの種類があり、
①インターナルキューイング
体の内側に意識を向けていく声掛け
②エクスターナルキューイング
体の外側に意識を向けていく声掛け
と、部類することができます。
先程の立ち姿勢で例えると、
①インターナルキューは、
“背筋を伸ばして、首を長くして、膝を伸ばして、顎を引いて”と、自分の体の部位に意識を向けて、そこを意識的に動かしていくとこで動き(動作)をつくっていきます。
②エクスターナルキューは、
“壁に沿うように立ってください”と、体の部位ではなく、壁という体の外側にあるものに意識を向けて動きをつくっていきます。
お客様の状態に合わせて、
この①インターナルキューと②エクスターナルキューを使い分けています。
インターナルキューは初心者の方や初めてする動きをする時に使います。
まずは動きを理解していく段階で、その際、体の各部位がどの様に動いているのか?の認識をしながら動きをつくっていきます。
これは、動きを習得していく3段階で言うと、
①言語・認知段階にあたります。
体の部位を意識してもらうような声掛けをし、
“正しい動き”と“そうでない動き”の差を確認しながら修正をしていきます。
それを繰り返していくうちに、
初めはぎこちなかった動きも滑らかに動かすことができるようになります。
滑らか動かすことができるようになると、
②運動段階に入ります。
動きが滑らかになってきたタイミングで、
インターナルキューをエクスターナルキューに変えていきます。
動きを滑らかに行い、
また
無意識にできるようするには
インターナルキューでは難しいと言われています。
その理由は、
インターナルキューで動きをつくった方が筋活動が高くなると言われています。
筋活動が高くなり過ぎると、力みになってしまいます。
動き(動作)は体の一部分を動かしてつくるわけではなく、
他の部位との協調でつくるものです。
体の一部を変えようとすると他の部位の動きも変わるのに、
一部だけを意識し、
筋活動が高くなり過ぎると、
協調が崩れ、滑らかな動きが損なわれてしまいます。
初めは、動きもできておらず、
筋活動も低いので意識して動かしていくことが必要です。
けれど、
動きを理解し、体の協調がとれてきたのであれば
体の一部を意識するのではなく、
協調を保つ為に、
意識を体の外側へと変えていった方が滑らかな動きを損なわずに済みます。
冒頭に紹介したプロゴルフ選手は、
“肩甲骨を内に寄せる動き”を意識し続けたことで、
肩周りの筋肉が過活動状態になり、
他の筋肉との協調が崩れた結果、
“肩の違和感”を感じていたのだと思います。
ドライバーのトップポジションを変えたいのであれば、
肩甲骨を寄せる(体の内側)、という意識はそこそこにして、
理想とするトップポジションに風船でも置き、
この風船にヘッドを当てる(体の外側)、という意識に変えた方が
体の協調性は保たれ、
その結果、
パフォーマンスは上がります。
声掛け一つ、意識の向け方一つで
パフォーマンスが変わるとは、
本当にヒトの身体の仕組みは奥深いですね。
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