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大事なのは“有事”ではなく“平常”

皆さん、こんにちは😊


神戸垂水のパーソナルジムTrem(トレム)トレーナーの張間(はりま)です。


本日もTrem(トレム)のブログを読んでくださり、ありがとうございます。



今日は、お客様との会話の中で印象に残った事と

最近のスポーツニュースで感じた事が

1つのテーマに繋がったので、そのお話をさせていただこうかと思います。


(1つのテーマというのが今日のお題なので、

ネタバレしてるんですがね・・・😅)



先日、Tremに通ってくださっている心療内科の先生が

「パニック障害の方に呼吸法を提案している。」

と仰っていまして。


けれどそれは、

“パニックになった時にするため”

ではなく、

“普段から続けてもらうため”

に伝えているそう…


その理由をお聞きすると、

「焦っている時に呼吸法を思い出せるほど、

人の身体は器用ではない。

パニックを起こしているなら尚のこと」


なるほど、確かに!の納得です。


普段から呼吸が整うようにしておけば、

そもそもパニックが起きにくくなるし、

起きたとしても反応は全く違ってきます。


日頃から身体に落とし込んでおくことが必要なのです。



そしてもう1つ、

同じような事を思わせてくれるニュースを聞きました。



それは、今年のアメリカのワールドシリーズでの話。

界最高峰とされる試合に日本人が3人も出場するとは、

本当に日本が湧きました。


その中で、

山本投手が第6戦に投げたにも関わらず、

翌日にも登板するということがありました。


この短い休息での登板は野球界では非常識とも言える起用です。


それにも関わらず、

結果は見事な投球でチームを優勝に導きました。


この異例の起用を可能にした背景には、

山本選手を支えるトレーナーの存在があったようです。


そのトレーナーとは山本選手が日本にいた時から支えていたそう。


世間では、今回の事を

“唯一無二の調整法”

としてトレーナーが注目されていましたが、

やはり凄いのは山本選手自身ですよね。



どれだけ高度な回復法があったとしても、

それを受け入れられる身体がなければ効果は出ません


良い手段があっても、

受け入れる準備ができていなければ、

その良さを発揮できません。


山本選手は、普段から少しでも回復を早くできるように

日頃から生活習慣を徹底していたと思います。


睡眠、食事、トレレーニングの内容、身体のケア。

それらを日頃から積み上げてきたからこそ、

トレーナーの回復法、調整法を最大限に活かすことができた。


そして、結果的に

メジャーリーグの常識を覆すパフォーマンスに繋がった。


そういうことなんだと思います。



心療内科の先生の話も、

山本選手の話も、

分野は違うけれど、伝えてくれるメッセージは同じように感じます。



有事にバタバタしても遅い。

平常の時、いかにして過ごすか?


・パニックになってから呼吸法を思い出すのは難しい。

・登板した後に、慌てて翌日に向けて身体を整うようとしても間に合わない。


そうではなく、

・普段から呼吸を整えておく

・普段から身体を整えておく


この平常時の積み重ねが、

有事に生きてくる。


もしかしたら、

平常時の準備ができている人には、

有事そのものが起きにくくなる。

起きたとしても、その人にとっては有事ではなくなる。

のかもしれません。



大事なのは、何も起きていない日。


痛みが出てからケアをするより、

痛みが出ないようにケアする方が身体には良いです。


疲れ切ってから整えるより、

疲れがたまらないように、

疲れないように、

毎日少しずつ整えておく方が長く続きます。



大きな一歩ではなく、小さな一歩。


・朝、ラジオ体操をしてみる

・大きく深呼吸をしてみる

・散歩してみる

・寝る前にスマホを手放して今日あった事を振り返ってみる

・“ありがとう”を言ってみる


スポーツも、健康も、メンタルも、全部同じです。



有事に生かされるのは、毎日の小さな積み重ね。




パーソナルトレーニングジムTrem(トレム)神戸垂水店】

〒655-0027 兵庫県神戸市垂水区神田町4-21 アメリカ屋ビル2F

9:00~22:00

JR・山陽 垂水駅から徒歩3分



【パーソナルトレーニングジムTrem(トレム)明石店】

〒673-0035 兵庫県明石市南貴崎町1-7

9:00~22:00

山陽 林崎松江海岸駅から徒歩5分


 
 
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