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真っ直ぐに立つ

皆さん、こんにちは😃


神戸垂水のパーソナルジムTrem(トレム)トレーナーの張間(はりま)です。


本日もTrem(トレム)のブログを読んでくださり、ありがとうございます。



いつもは私の独り言みたいな事を

書かせてもらっているのですが、

今日は皆さんに知っていただきたい知識を

書かせて頂こうかと思います。



本日のお題でもある

“真っ直ぐに立つ”

ですが、

今日は背骨の話です。



真っ直ぐと言ったものの、

背骨は真っ直ぐではありません😅



ご存知な方も多いかと思いますが、

背骨は生理的湾曲といい

S字状になっています。


S字状の役割りとしては、

衝撃の緩和と言われています。


歩く時や走る時、

ジャンプした時などの接地時に発生する衝撃を緩和してくれます。



何を衝撃から守るかというと、

頭(脳)です。

※背骨のS字状は脊椎動物の進化の過程でなったものなので、衝撃の緩和をしてくれるのは偶然の産物と言えるかもしれませんね…



ヒトは脳からの指令で動いています。


動きだけでなく、

思考や記憶、感情、感覚など

様々な活動を司ってくれている部位です。


とても大事な部位だと言えます。



そのヒトの核となっている脳は、

地面から一番遠くにあり、

しかも背骨という細長い骨の上に不安定な状態で保たれています。


そう考えると、

ヒトという体はとても非効率的なつくりですよね。



立っているだけでも不安定な状態なのに

ヒトは活動するために動きます。



歩く時には、

背骨は捻りの動き(回旋運動)を起こし、

同時に前方への移動(重心移動)も行われます。



地面に落ちている物を拾う時は、

上体と共に頭も下げ、

その後立ち上がらなければなりません。


頭は4kgあると言われています。


その4kgの頭を支えながら、

更にバランスをとるという役割も背骨は果たしています。



背骨には、

“負荷に耐える強さ”と

“バランスをとる柔軟性(しなやかさ)”という

相反する働きが求められています。



強くもあり、柔らかくもある。

そんな複雑と言いますか、高度と言いますか、

無理難題な役割を任されているのです。

(背骨に感謝!!)



「真っ直ぐに立てていますか?」

と言われると、皆さん意識して背筋を伸ばすかと思います。


姿勢は反射です。

無意識に行われるので、

意識して背筋を伸ばしたところで

それは直ぐに崩れてしまいます。


では、どうすれば無意識でも真っ直ぐに立て

頭の重さや重力に負けない強さを持ちつつも

柔らかく、しなやかな背骨を作ることができるのか…??



その答えは腹圧です。

腹圧=腹腔内圧


腹圧は漢字の通り、

腹部の中の圧力になります。


腹部周辺の筋肉をバランスよく収縮することで

腹圧は高めることができます。



腹圧が高くなると何が起こるかというと、

背骨をグッと引き上げてくれます。



ヒトは立って生活しています。


背骨には常に重力という

地面に対して垂直方向の負荷がかかっています。


頭部を上から押さえ付けられているイメージです。



皆さんに一番お伝えしたい事は、

そんな負荷を受けながら生活しているにも関わらず、

背骨を上に引き上げてくれる筋肉が存在していないこと。


重力に対して

背骨を上に引っ張ってくれる筋肉がないのです。



背骨が押し潰された状態が続くと

椎間板が擦り減ってしまいます。


椎間板は背骨の可動域を確保していて、

背骨を曲げたり、捻ったりする事ができるのは椎間板があるからです。



その椎間板が擦り減ってしまうと

背骨の可動域はなくなり、

硬くなってしまいます。



腹圧が上手く保てている人は背骨を引き上げることができているので

背骨の可動域が保たれています。


また腹圧がかかっているとこで背骨のS字状も保たれます。


骨が正しい位置にあるということは、

正しい姿勢を保てているという事。


それは、

真っ直ぐに立てているという事ですね。



更に更に、

骨が正しい位置にあるという事は、

筋肉も正しく使うとこができるという事でもあります。


頭の重さや重力だけでなく、

外部からの衝撃にも耐えられる力を発揮しやすくなります。



腹圧が入ることで、

・柔軟性が上がる

・真っ直ぐに立つ事ができる

・強い力が発揮しやすくなる

が、獲得できます。


もちろん、

腹圧の役割はこれ以外にもまだまだあります。

また紹介できればと思います。



背骨はヒトの中心に位置するものです。

家で例えると大黒柱になります。


大黒柱である背骨の機能を正すことで

動きやすさは変わります。



筋肉はただ鍛えるのではなく、

動きの質を高めるために鍛える。



鍛えるのが目的ではなく、

動きの質、生活の質を高めるためのトレーニング。



そんなトレーニングも提供しております。




パーソナルトレーニングジムTrem(トレム)神戸垂水店】

〒655-0027 兵庫県神戸市垂水区神田町4-21 アメリカ屋ビル2F

9:00~22:00

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