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運動神経は生まれつき?大人になってからでも動きは上手くなる?

8月29日
読了時間: 5分

こんにちは。

三宮のパーソナルトレーニングジムTrem(トレム)、鍼灸師・トレーナーの金澤です。

「自分は昔から運動神経が悪いから……」

そんな言葉を聞くことがあります。

子どもの頃から足が速かった人、球技が得意だった人、何をやってもすぐにコツを掴める人。

反対に、体育の授業が苦手だったり、ボールを上手く投げられなかったりして、「自分には運動神経がない」と思っている方もいるのではないでしょうか?

では、この「運動神経」は生まれつき決まっているのでしょうか?

今回は、運動神経とはそもそも何なのか、そして大人になってからでも動きを上手くすることはできるのかについて書いていきます。

そもそも「運動神経が良い」とは?

普段何気なく使っている「運動神経が良い」という言葉。

実は、医学的に「運動神経が良い・悪い」という能力が一つ存在しているわけではありません。

私たちが「この人、運動神経いいな」と感じるときには、

・身体を思い通りに動かせる


・バランスを崩してもすぐに立て直せる


・見た動きをすぐに真似できる


・タイミングを合わせるのが上手い


・力加減を調整できる


・新しい動作を覚えるのが速い

など、さまざまな能力をまとめて「運動神経」と呼んでいることが多いです。

つまり、単純に「筋力が強い」「足が速い」という話ではありません。

自分の身体が今どのような状態なのかを感じ取り、脳が判断し、それに合わせて身体を適切に動かす。

この一連の流れがスムーズな人ほど、一般的に「運動神経が良い」と感じられやすくなります。



運動神経は生まれつき決まる?


もちろん、生まれ持った身体的な特徴による影響が全くないわけではありません。


体格や筋肉の性質など、遺伝的な要素が運動能力に影響する部分はあります。

しかし、それだけで「運動が得意か苦手か」がすべて決まるわけではありません。


特に大きいのが、これまでにどのような動きを経験してきたかです。


例えば子どもの頃に、

走る、跳ぶ、投げる、捕る、登る、転がる、ぶら下がる。


こうしたさまざまな動きをたくさん経験している人は、それだけ身体の動かし方を学習する機会も多くなります。


逆に、経験したことのない動きは、当然最初から上手くできるとは限りません。

つまり、「運動神経が悪い」と思っている人の中には、能力がないのではなく、単純にその動きを経験した回数が少なかったというケースも考えられます。



大人になってからでも動きは上手くなる


では、子どもの頃に運動をしてこなかったら、もう遅いのでしょうか?

そんなことはありません。


大人になってからでも、身体は新しい動きを学習することができます。


例えば、初めてスクワットをする人を考えてみましょう。

最初は、

「膝はどこまで曲げればいいの?」

「お尻を引くってどういうこと?」

「背中を真っ直ぐにすると言われても分からない」

という状態かもしれません。


しかし、何度も練習していくうちに、少しずつ意識しなくても動けるようになってきます。


自転車や車の運転も似ています。

最初は一つひとつの動作を考えながら行っていたものが、繰り返すことで自然にできるようになります。


これは身体が「動き方」を学習しているということです。

年齢を重ねても、この学習能力が完全になくなるわけではありません。



筋肉を鍛えるだけでは動きは上手くならない


ここで大切なのが、

「筋力が上がること」と「身体を上手く使えること」は、必ずしも同じではないということです。


例えば、脚の筋力が強くても片足でバランスを取るのが苦手な人もいます。


ベンチプレスで重たい重量を持ち上げられても、ボールを上手く投げられるとは限りません。

筋肉は身体を動かすために必要です。


しかし、どれだけ強い筋肉を持っていても、その力を必要なタイミングで、必要な方向へ、必要な分だけ使えなければ、効率の良い動きにはなりません。


だからこそ、筋力を鍛えることと同時に「身体の使い方」を練習することも重要になります。



「できない動き」は身体からの情報でもある


トレーニングをしていると、

「右側だけやりにくい」

「片足になると急にグラグラする」

「頭では分かっているのに身体が動かない」

といったことが起こります。


こうした「できないこと」は、決して悪いことばかりではありません。


むしろ、自分の身体に何が足りないのかを知るための大切な情報になります。

関節の動く範囲が足りないのか。

必要な筋力が足りないのか。

バランスを取ることが苦手なのか。

それとも単純に、その動きを経験したことが少ないのか。


原因によって、必要なトレーニングは変わります。


できない動きを何度も無理やり繰り返すのではなく、「なぜできないのか?」を考えることが大切です。



「運動神経が悪い」で終わらせない


子どもの頃に運動が苦手だった経験があると、大人になってからも、

「自分は運動が苦手だから」

と、新しい運動を避けてしまうことがあります。


しかし、過去にできなかったことが、これからもずっとできないとは限りません。

身体は使い方を学習します。


もちろん、年齢や身体の状態によって習得するスピードには個人差があります。


それでも、自分の身体の状態を知り、適切な方法で繰り返し練習していけば、動きは少しずつ変化していきます。


Tremでは、ただ筋肉を鍛えるだけではなく、まず身体の状態を確認し、その人に必要な動きを考えながらトレーニングを行っています。

「筋肉を鍛える」のではなく、

鍛えた身体をどう使うのか。

そして、

自分の身体を思い通りに動かせるようにすること。


これもトレーニングの大切な目的の一つです。

「自分は運動神経が悪いから」と諦めてしまう前に、

まずは今の自分の身体がどんな動きを得意としていて、どんな動きを苦手としているのかを知るところから始めてみてはいかがでしょうか?


大人になってからでも、身体はまだまだ新しい動きを覚えていくことができます。




 
 
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