昼寝の極意
- Daisuke Inoue

- 7月18日
- 読了時間: 4分
こんにちは!
神戸垂水のパーソナルトレーニングジムTrem(トレム)、鍼灸師・トレーナーの金澤です。
日々の生活や仕事で、こんな風に感じたことはありませんか?
午後になると急激に集中力が落ちる
頭がぼんやりして効率が悪い
カフェインに頼らずスッキリしたい
そう。昼過ぎの眠気問題です。
その原因のひとつが「睡眠不足」や「脳の疲労」です。
しかし、忙しい現代人にとって、しっかり睡眠時間を確保するのは簡単ではありません。
そんなときに役立つのが「パワーナップ」です。
パワーナップとは?
パワーナップとは、「短時間の仮眠」を意味する言葉です。
簡単にいうと、10〜30分程度の短時間の昼寝のことです。
このちょっとの仮眠が、午後のパフォーマンスを劇的に変えてくれるんです!
実際、NASAの研究では「26分の仮眠で仕事の効率が34%アップ」なんてデータもみたいです。
本格的に眠り込む前の浅い眠り(ノンレム睡眠)をうまく活用することで、脳や身体の疲労を効率よくリセットできるのが特徴です。
パワーナップのメリット
1. 集中力と記憶力の向上
脳がリフレッシュされることで、仕事や勉強において「ミスが減る」「処理能力が上がる」「新しい情報が定着しやすくなる」といった効果が報告されています。
実際、米国の研究では「20分の昼寝」が集中力や注意力を高めるというデータもあります。
2. 疲労回復とストレス軽減
短い仮眠でも、自律神経がリラックスモードに切り替わり、身体の疲れが軽減されると言われています。
また、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌も抑えられ、気持ちが落ち着きやすくなります。
3. パフォーマンス向上
午後の眠気やだるさは、誰にでも起こる自然な生理現象ですが、それを放置すると思考力が低下し、作業効率もダウンします。
パワーナップは、午後のエネルギー切れを防ぐための方法です。
パワーナップの取り方
時間:15〜20分が理想
仮眠時間は20分以内がベスト。
30分を超えると深い眠りに入りやすくなり、起きたときにかえって眠気やだるさを感じてしまいます。
タイミング:昼食後〜15時まで
午後2〜3時頃は、体内時計的にも眠気が出やすい時間帯。
この時間帯にパワーナップをとることで、その後の活動に支障が出にくくなります。
姿勢や環境
椅子に座ったまま、目を閉じてリラックスするだけでも十分効果があります。
可能であれば、アイマスクや耳栓を使って光や音を遮断するのもおすすめです。
カフェインとの併用(カフェインナップ)
仮眠の直前にコーヒーやエナジードリンクを飲むことで、カフェインが効き始める20分後にスッキリ目覚められる「カフェインナップ」も有効です。
パワーナップの注意点
夕方以降の仮眠は避ける
夕方以降に仮眠をとると、夜の本格的な睡眠に影響を与える可能性があります。
30分以上寝ない
深い眠りに入ると、逆に疲れが取れにくくなるだけでなく、夜の入眠も妨げてしまいます。
寝すぎた時の対処
うっかり30分以上寝てしまい、起きたときにぼーっとするようなら、ストレッチや冷たい水で顔を洗うなどして、交感神経を刺激すると効果的です。
まとめ
毎日きちんと7~8時間寝るのが理想ですが、実際には難しい人も多いかと思います。
そんな中で、昼間の15〜20分を使って「脳と身体を一旦リセット」するパワーナップはとてもおすすめです。
正しく取り入れれば、
午後の集中力アップ
ストレス軽減
睡眠の質向上
など、メリットはたくさんあります。
「眠いのに我慢して頑張る」より、「短く寝てリセット」のほうが、よほど効率的です。
あなたもぜひ、日常生活や仕事にパワーナップを取り入れてみてはいかがでしょうか?
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